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投稿者:「アキヅキモータース」のブログ記事 2018年04月分 (新着順)

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ブレーキジャダー

投稿日時:2018年04月19日 09:34:26


車検でご入庫いただいた際は必ず問診をします。

お客様のお車の日常のことは私たちにはわかりません。

お客様にお話を伺い、少しでも気になることがあれば点検
するうえで重要な情報になります。

今回来店いただいたお客様はブレーキを踏んだ時に振動が発生するとのことでした。
いわゆる『ジャダー』を言われる症状です。

ブレーキを踏んだ時にブレーキパットがディスクローターを挟んで
制動力を得るのですが、何かのきっかけでディスクローターがひずんでいたり
するとこの症状が出ます。

ただ、なかなか目で見て確認しずらいトラブルです。

タイヤを外してブレーキ周りを点検。

するとこんな状態でした。
imageimage
ディスクローターの摩耗にムラがあり、一部だけが異常に削れています。

おそらく過去にブレーキパットが減った状態で乗り続けており、パットセンサーが
当たったままだったのではないかと推測します。

ディスクローターは交換のほかに研磨して面を整える修理もあります。

今回は何とか研磨で修復可能だったのできれいに面を出して組付け、
ジャダーは解消しました。

車検にご来店いただく際はできるだけお車の情報をお伝えいただければ
スムーズな診断につながります。

エンジン不調

投稿日時:2018年04月14日 16:10:21


お客様からエンジン不調のご連絡。
走行中急に振動が大きくなりアクセルを踏んでも力が出ないとのこと。

幸い当社から近くで発生したトラブルなので
何とか走ってくるとのことでした。

無事に到着したら何かが焼けたような、変なにおいがします。
お電話で状況確認したときにおおよその予想はしていたのですが、
この匂いはあまり経験したことがありません。

とにかく診断。

怪しいと予想していた箇所を確認するとやはり原因はその箇所だったのですが、
問題はその状態。
image
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イグニッションコイルという部品でエンジンに点火するスパークプラグに送るための電気の電圧を高めるための部品です。

この部品の内部でトラブルが発生し、調子が悪くなるケースはよくある故障ですが、このように部品事態がパンクしてしまったのは初めてでした。

この車は一つのイグニッションコイルで二つのプラグを担当しているため4気筒あるうちの2気筒は稼働していない状態でした。

2次災害が起きなくてよかったです。

ロードインデックス

投稿日時:2018年04月07日 10:48:11


車検でお越しいただいた200系ハイエースです。

業務仕様やアウトドアに人気の車種で、カスタムされている車両も多いのですが、このお車もいくつかのカスタム箇所があり、残念ながら車検の保安基準に適合しない箇所がありました。

一つは車高。この車種はリヤのリーフスプリングにブロックをかまして車高を下げるカスタムが定番なのですが、車高の変更で許容されているのは上下4センチまでです。それ以上変わる場合は構造変更が必要となりますが、この車両は5センチほど下がっていました。お客様とご相談させていただき、スタイルは維持したいとのことなので構造変更する運びとなりました。

2つ目はタイヤです。タイヤには加重指数(ロードインデックス)という数値があり、そのタイヤで支えることができる最大負荷能力が設定されています。image
現在乗用車用のタイヤを履いており、ロードインデックスが足りていないのでこちらもこのままでは車検に通りません。また、タイヤも傷んでおり、残り溝が少なかったことと、亀裂も入っていたので思い切ってホイールとタイヤセットで交換することになりました。

ハイエースに履けるカスタム系の車検適応タイヤは限られてくるのですが、ホイールもタイヤもユーザー様の好みがありますので、いくつかのセットをご提案させていただき、相談の上決定。タイヤとホイールを変えることで車高も変化するのではないかとの淡い期待も併せて交換しました。image
結果、車高も見事範囲内に収まり、スタイルもばっちり決まりました。
タイヤ、ホイールと車両とのマッチングは個体差もあり、数値だけでなかなか判断できません。最終は合わせてみての確認となりますが、今回はうまく収まりました。
これで今後の車検も心配ありません。

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